浪速魚菜が行っている多彩な食のイベント(勉強&試食会)


●大阪料理会

 

 

大阪的な日本料理の在り方とは何か、大阪ならではの料理法とはどういったものか、
こうしたことをテーマに、大阪の食材や調理法を互いに学び研鑽し合う日本料理の勉強会。
浪速魚菜の会では、「大阪料理会」運営に関する支援を行っております。
地域を代表する割烹店ならびに料亭などが50数店が常に集まり試食などを通じて意見交
換を行う会は全国で類の無いものといえます。



●大阪御数(おかず)料理会





プロの料理と家庭料理は、いわば食の両輪。それぞれの質が向上することで食が本当に豊
かになる、との考えから生まれた会。大阪という地域を基本に据えながらも、各地に伝わる
伝統食も視野に入れながら、幅広く家庭料理の在り方を勉強する会です。
試食の料理担当は参加会員の持ち回り制。食べるだけではなく、実際に上野修三会長等の
監修指導の下で、自分で作ってみるという経験を通して学ぶ勉強会です。すでに5年目を迎
える会。歳事の料理では大阪郷土料理研究家の佐野亨一氏から家庭で生かせるプロの料理
法の指導が行われています。



●高齢者大学、シニア大学校等と連携した「高齢者向けの食の勉強会」





浪速魚菜の会では、高齢者大学校やシニア自然大学等と連携した新カリキュラムとして「食の勉強会」
を共同で催しています。料理〜歴史〜食材〜食文化に至るまで、毎回講義と試食を合わせての人気課外
授業として定着しています。



●海外留学生や農業高校などに向けての「だし」「伝統食材」などのテーマ毎の試食勉強会


  ●沖縄県立中部農林高等学校食品科学科の生徒への「料理そして伝統食材」の講義風景





日本料理がユネスコ世界無形遺産に登録されたことなどにより、大阪の日本料理や料理文化への
関心が高まっています。これを受けて浪速魚菜では、旅行社や農業関連高校などと協同でのテーマ
毎の「食の勉強会」を単発的に行っています。特に「大阪出汁(だし)」への反響は高く、人気講座の
ひとつになっています。

●伝統野菜と生物多様性についての出張講義




浪速魚菜では生物多様性についての関心の高まりから、中学校や高校からの依頼
を受けて、各地の伝統野菜事情、また「何故、伝統野菜は失われてしまったのか」を
流通をはじめ様々な観点から易しく分かりやすく説明。

画像は、初芝立命館中学・高等学校で行った講義風景。講義後に伝統野菜弁当を
実際に試食してもらうなどを介しての食育活動も行っています。


●淀川水系の歴史と淀川ブランドについての講義&淀川産試食





画像は、龍谷大学政策学部の学生への淀川水系についての講義風景と淀川産を使った食材の
試食説明風景。



●親子を対象とした「魚をさばく」勉強会と魚料理試食会





●地域のNPOや団体との連携による「食」におけるイベント協力と開催






浪速魚菜では大阪府下をはじめとする様々な地区における「地域活性化」に尽力する活動団体への協力を行って
います。単独でのイベントではなく、そこに「食の魅力」を盛り込むことで、より魅力大きなイベントや活動としてい
ただくことを目的としています。 *画像は淀川の葦の活用を目指す団体が催した「おおさかエコと和LOVEフェスタ」
(北区グランフロント開催)での記事。



江戸時代、天王寺界隈では「節分に天王寺蕪の干し蕪」を食して無病息災
を願う風習があったことから、これを四天王寺の節分祭で再現。
今年は四百食の蕪汁膳に早朝より多くの方が訪れ、昼過ぎに完売しました。


●和魂惣菜の会




料理文化は、家庭料理と料理屋料理が両輪となって形成されていくもの、という考えから2ヶ月に1度の開催で行われている
のが「和魂惣菜の会」です。大阪や京都そして兵庫などの料理人20数名が集い、プロの料理人の観点から家庭料理を考え
る会です。スーパーなど量販店で購入できる食材を使い、これをどのように家庭料理の中で活かしていけるか。また日本の
家庭で培われてきた伝統食からプロは何を学ぶことができるのか、などをテーマに行われています。本会の料理内容につい
ては産経新聞において週に一度の連載掲載が今も続いています。